1985年京都生まれ。

当時、日本におけるラーメンムーブメントの一大拠点であった京都の地で麺屋の道を志す。北白川の老舗をはじめとした様々な名店で修行を積んだ後、全国にラーメンのスープや麺の供給を手掛ける某企業で新味開発を担当し研鑽を重ねる。

2014年『麺屋 裕』をOPEN。『麵屋 裕』の代名詞ともなった「蟹塩そば」で京都ラーメンの新たな境地を切り開き、2016年“ミシュラン・ビブグルマン”を獲得。以来、移転のために内定を辞退した2018年を除き、ミシュラン誌で連続掲載されている。

現在は『麺屋 裕』にて店主としてとして奮闘する傍ら、後進の育成にも努め、「たった一杯の丼で食べた人を笑顔にする」ことだけを目標に日夜新しいスープと麺の探求を続けている。